山形南陽市へ
7月の終わり、7月9日の豪雨で甚大な被害を受けた山形県南陽市の災害ボランティアに参加してきました。
山形道を降り国道13号線を進むと、緑豊かに並んだ山々の斜面に光る、南陽市名産ぶどう栽培のビニールハウスが目に飛び込んできます。
そのハウスの列を割るように流れ下った土石流の道筋が、遠くからもはっきりと見えました。
ボランティアセンターは被害の大きい南陽市赤湯にある市民体育館に設置されました。
到着した9時過ぎには、すでに山形県内、そして日本国内各地から個人・団体、沢山のボランティアさんが体育館に集まっていました。
センターの皆さんの細やかな準備と段取りのお蔭で、受付からマッチングまでスムーズに運びます。
仙台の津波復興支援センターで一緒の友人と参加した初日は、南陽市でも特に被害が大きかった漆山地区での作業となりました。
ご依頼のお宅のすぐ側は川。近くにかかっていた橋は完全に流されています。
二週間以上経っていてこの状態。発生当時の恐怖はどれほどだったでしょう。
床下と家の周りに大量に流れ込んだ泥をかき出す作業を行いました。
一人で向かった二度目は津波復興支援センターで顔見知りの皆さん3人と偶然会い()、同じチームで個人のお宅の泥出しを、仙台の友人と再度参加した三度目は山形の友人と合流して午前中は個人のお宅の、午後は赤湯の旅館『近江屋』さんの敷地内の泥の片づけ作業を行いました。
東日本大震災の直後から3年が経過した今でも仙台へ足を運び復興ボランティアに参加してくださる山形の方が大勢います。
その皆さんへほんの少しですが恩返しを…そんな思いで友人と参加したボランティアでしたが、赤湯体育館で、ご依頼のお宅で、休憩所で、一緒の活動で、山形の皆さんからまたさらに沢山の温かくて優しいお心遣いをいただきました。
冷たい飲み物やかき氷を走って届けに来てくれた漆山小学校のみなさん、子供会、中学生のみなさん、冷たく冷やした美味しいきゅうりのお漬物を連日沢山作って待っていてくれた地元のみなさん、尾花沢の甘いスイカ、地元のぶどうの差し入れ、そして無料でお風呂を提供してくださった赤湯温泉のみなさん、本当にありがとうございました。
南陽市災害ボランティアは作業が早く進んだため、前倒しで終了となるそうです。
困ったときに助け合いたいと思えること、本当に幸せです。
今度は観光で行きますね、山形
果物も温泉もお肉もお蕎麦も景色も、そして何よりおもてなし最高です
赤湯のお湯はキリッと熱くて、夏の疲れにぐっと効きますよ~~~
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コメント
pucoさん、おばんです♪
ボラでは大変お世話になりましたm(__)m
山形の皆さんのおもてなし
嬉しかったですね。
途中バテてしまいましたが、ちょぴっとでも恩返しができたのも、pucoさんが誘ってくださったお陰です。
ボランティアを通していろんな経験ができました。
山形がいっそう身近なお隣さんになりましたね。
pucoさん、お疲れ様でした!
投稿: ima | 2014年8月 2日 (土) 22時57分
南陽市のお手伝いに行けてほんとによかったね



ずっと何か恩返しがしたかったので
imaちゃんが超即二つ返事で一緒に行ってくれたのが
何より嬉しかったです!!
ほんと、山形が今までよりもっともっと近い
お隣さんになりました
imaちゃん、お疲れさまでした
今度は観光ね~~~
投稿: *puco* | 2014年8月 5日 (火) 14時57分