地震発生から8日が過ぎました。
ご心配やお見舞いのメッセージ、励ましのお言葉
本当にありがとうございました
いただいたコメント一つひとつ、何度も読ませていただきました。
地震直後から数日は、被災地や避難所からの映像
ご家族、お知り合いを探しているビデオメッセージ
被災情報から目や耳を離すことができませんでした。
被害に遭われた方の辛さを共有しないといられない
そんな気持ちでした。
被害に遭わず、安心安全な場所で過ごしていることを
とても申し訳ないと思っていました。
でも、今自分が被災地の方のお役に立てることはありません。
出来るのはちゃんと家族の健康を守って明日に繋げること
そう思えるようになりました。
時間もたっぷり!!
これからブログの更新もしていきたいと思います
お力をくださったみなさま、本当にありがとうございます
長くなりますが、地震後2度目の出勤で
オットが朝会社から送ってくれたメールです。
身内(しかもあのB型超マイペースオット)のメールでお恥ずかしいのですが
とても元気が出ました。
ご紹介させてください
P.S.
実は今日も良い事ありました。
以下、”朝日新聞の読者投稿欄風”に。(結構、長いけど…)
仙台市西部に住む会社員です。
幸い被害も少なく仙台駅前の事務所への勤務にも復帰ができました。
そのため、JRの代わりの通勤手段をいろいろと試しているところです。
今日はバスに挑戦しました。
始発と思われる時間に合わせて近くのバス停に。
10名ほどの列に並びましたが、ほどなく20名ほどに伸びました。
不定期ですが20~30分に1本はバスがやってきます。
最初のバスが来ました。
ほぼ満員でしたが、偶然2名が降りられたので先頭の2名が乗れました。
2台目、3台目は満員でとてもダメです。
並んでから1時間が経とうとしています。気温はまだ氷点下でした。
やっぱりバスはダメなのかあ、とも思いだしました。
7時を過ぎ、ポツポツですが車での通勤車もバス停の前を通り掛かります。
とある車が止まりました。「仙台駅方面に2名乗れるよ」とのこと。
聞いた列の先頭から、列に向かって直ぐに声がでます。
「駅方面2名だそうです。お急ぎの方どなたかいますか?」
列の中ほどから女性の方。
「すみません。病院勤務なので、急いでもよいですか?」
もちろん一同、否はありません。
女性の方は、もう1名の女性の方と何度も頭を下げて乗っていかれました。
するとほどなくもう1台。「駅方面3人いけるよ?」
今度は特に急ぐ方もおらず、先頭から3名が乗っていかれました。
「なんだかいい光景だったなあ」と外はとても寒いけれど、気持ちだけは暖かくなって、それでもまだ並んでいました。
すると極めつきです。
大型の観光バスが止まりました。
ドアが空きます。
運転手さん曰く、「今日はこのバス、これからチャータなんだ。どうせ駅(方面)だから、皆乗っていけばいい。」とのこと。
中を見ると同じようにして拾ってこられたのか、既に10名以上が乗っています。
私たちのバス待ちの列も全員乗る事ができました。
本当に快適なソファテーブルセット付きのバスです。
その後運転手さんは路線バスとほぼ同じ路線を走りながら、
「次はここでいい?」と聞き、
その都度降りる方に対しては「頑張りましょうね」と声を掛けます。
私は最後の仙台駅前まで乗せて頂きました。
海外メディアはこれだけの震災で、パニックも略奪も暴行も起きないのは、日本だからだろう、とのコメントを流しているようですが、
東北、仙台では、それ以上の事がとても自然に行われています。
東北、仙台に生まれ育った事を誇りに思うと同時に、
先日の社内会議で
「震災発生からそろそろ1週間。モラルハザードが出始めるかもしれない。気をつけるように。」
などとしたり顔で発言していた自分が恥ずかしくなりました。
気がつけば、空は快晴。気温はちょうど0度。
今日も1日が始まります。
…以上です。
そしてこのメールの先頭がコレです…
ごめんなさい。携帯忘れました。
いつものように電源切っておいてもらうとありがたいです。
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